占いなんて信じてなかったのに、インチキじゃないと知った日

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占いなんて信じてなかったのに、インチキじゃないと知った日

以前、友達と3人で沖縄旅行に行きました。

海辺をのんびり散歩して、ゆっくりくつろいで、南国気分を満喫していた時のことです。

知らないおじさんが声をかけてきました。

「占ってあげようか?」

最初は

「はっ?マジでウザんだけど?」

と思いました。

そもそも、私は占いなんて信じてない。

雑誌の占いも見ない、朝のニュース番組の占いもくだらないと思っていた。

だって、同じ誕生日の人、同じ運勢ってことでしょ?

そんな馬鹿な話ないでしょ。

でも、友達のうちの1人が乗り気で・・・その場の空気もあるし断るわけにもいかず。

流れで3人それぞれ見てもらうことになりました。

もちろん私は初めての体験。

くだらないと思いながらも、せっかくの旅行の雰囲気を台無しにしないために

「騙されてやろう。」

くらいの気持ちでおじさんのところへ。

聞かれたのは

  • 名前
  • 誕生日(月日)

それだけ。

あと、掌を見たくらい。

ちなみに当時の私は23歳。

おじさんが占った結果はこうでした。

「20歳くらいの時に、すごいつらい思いしたでしょ。25歳くらいで運命の人と出会えるよ。」

正直、鳥肌がたちました。

だって、当たっているから。

20歳のころ、とんでもなくつらい経験をしたんです。

しかも、私は年齢を言ってないのに20歳~25歳くらいってわかったんです。

私は自慢じゃないけど老け顔です。

20歳のころには25歳以上に見られることもしばしば。

過去を言い当てられたことへの驚きとともに好奇心が芽生え、

「結婚はできますか?」

と聞いてしまいました。

「そうだね、できるよ。30歳くらいかな?」

と答えてくれました。

これは適当かもなと思いましたけどね。

その時は、どうしてわかったのか、占いというものへの疑問が大きすぎて、なんだかモヤモヤしていました。少し怖かったかな。

それぞれ占ってもらった友達2人も、口をそろえて

「すごい!当たってる!」

と。

みんなでビックリでした。

お金でも取られるのかなー?と少し疑っていたんですが、お金も取らずに去っていったおじさん。

あのおじさんは、一体なにものだったんでしょうか。

何年も経ちますが、たまに思い出すといまだに不思議でたまりません。

リゾート地の魔法にでもかかったのか、夢でもみたのか?

私にとってはこれ以上にない、不思議で貴重な体験でした。

でも、占いは当たるんだ!中にはインチキもいるかもしれないけど、本当に当たる占い師もいるんだと知りました。

それ以降、占いで盛りあがる人を冷めた目でみることな無くなりました。

そしてその後のことですが、25歳の時に主人と出会い、29歳の時に結婚しました。

どうですか?当たってるんですよ、おじさんの言ったことが。

私はすごい占い師にたまたま遭遇しましたが、悩んで占いに救いを求めている人は、すごい占い師に出会えるといいですね。

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